LAL-Dは乳児期から成人期まで臨床症状のある全ての世代に影響し、突発的かつ予測不能な合併症を起こすことがあります 1,2。
LAL-Dを患う乳児は、数週間のうちに急速に病状が進行することがあり、多くの場合、数ヵ月のうちに死亡に至ります。これらの乳児の死亡時の平均年齢は3.7ヵ月でした3。LAL-Dの
小児および成人患者さんもまた、重度の症状に苦しみます。
小児および成人のLAL-D患者さんでの発症時の平均年齢は5.8歳(0歳から42歳までの年齢層)でした 4。
LAL-Dは、簡便な血液検査で診断することが出来ます 5。
LAL-Dの病状 1,2
- 多臓器障害
- 脂質異常症、
加速性アテローム性動脈硬化症、
冠動脈疾患を含む心臓血管疾患の症状 - 肝線維症、肝硬変、
肝不全などの肝障害 - 発育不全および早期死亡